買取実績
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品は
トリッカーズのヘンリーです。
石川県のお客様から宅配買取させていただきました。
サイドゴアブーツ ヘンリーの特徴
革靴の名門が犇めくイングランドのノーザンプトン。
その中でも特に長い歴史を持つトリッカーズのルームシューズをチャールズ皇太子が気に入った事からロイヤルワラントを授与しました。
ルームシューズをきっかけにして王室御用達と認められたトリッカーズですが、圧倒的に知名度が高いのはカントリーシューズかと思います。
古くからヨーロッパ圏の貴族の嗜みの一つである狩猟等アウトドアの際に図れるカントリーシューズ。
砂利道、湿地、森の中など都市郊外に広がる雄大な自然の中でもしっかりと足を保護してくれるアイテムです。
今靴を見ると装飾として存在するパンチング、穴飾りは本来、靴内部の湿気を逃がす役割をしていました。
そんなトリッカーズの仕上げたサイドゴアブーツ ヘンリーもまた、ウイングチップが目を惹くカントリーシューズを思わせる装飾的な一足です。
イギリス靴の十八番、グッドイヤーウェルト製法でしっかりと縫い付けられた厚みあるコバの張ったソール。
大小ある大きめのパンチングは男らしさも醸しています。
一目見ただけでトリッカーズの靴と分かるようにブランドの世界観が詰まったアイテムとなっています。
本来バートンと同じ木型を使用して作られますがこちらはユニオンワークス別注。
モールトンのようなブーツに使用される少し細身の木型が採用されています。
オールブラックという事もありシックに纏まっています。
サイドゴアの部分も鹿の子の様な網目が見えるタイプと足首をもっちりホールドしてくれます。
ゴツいサイドゴアブーツの代名詞
春夏なローファー、秋冬はサイドゴアブーツ
なんていう衣替えをされる方も少なくないのでは無いでしょうか。
欧米に比べて脱ぎ履きの機会が多い日本ではカジュアル革靴として特に人気のアイテム群。
JMウエストンウエストンの705やクロケット&ジョーンズのチェルシーの様にスッキリドレス感のある物が多い気がします。
アメカジや軍パンなんかに男らしいテイストで合わせたい方なら断然ヘンリーになりますね。
お買い取りしたヘンリーの状態
何シーズンか使用された状態でしたが大事に履かれていたことが伺える、アッパーやライニングも綺麗な状態となっておりました。
夏に向けては需要の少なくなるシーズンアイテムとなりますが、サイドゴアブーツの特にブラックカラーは当店にもお求めの方が多数来店されます。
また平行輸入品も多い事から価格が安定せず、二次流通では定価との値段が乖離のしやすいブランドとなっていますがこちらは別注商品という事もあり、出来る限り買取価格のほう頑張らせて頂きました。
コレクション整理や手放す事をお考えの革靴がございましたら是非、中古革靴買取専門店ラスタイルにお問い合わせ下さいませ!