ジョンロブ買取実績
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品は
ジョンロブのガルニエです。
岡山県岡山市のお客様から宅配買取させていただきました。
イギリス生まれのビスポークシューズブランド、ジョンロブ。
花の都パリにも店を作るもののその後パリ支店が暖簾分けするような形でエルメスの傘下となってビスポークだけでなく、既成靴の制作も始めます。
ジョンロブというと今ではジョンロブパリを基本的に指す言葉となりました。
ただ本家ジョンロブロンドンは今でもビスポークシューズのみを作り続け、英国王室御用達のロイヤルワラントを掲げる世界中の靴好きの憧れとして君臨しています。
そんなガルニエは既成ラインを作り始めたジョンロブパリの初期から木型を変えながら作られている古参の人気モデルです。
現行主力ラスト7000ラストがシャープさの中にエスプリを感じるフランステイストとすればこちらに使用される8695は丸みを感じるやや素朴なブリティッシュテイストです。
こちらの木型は現行の箱がエンジ色でその20年ほど前に使用されていた俗に茶色箱時代と言われる既成ラインが始まってすぐ頃の主力ラストとなっています。
現在のジョンロブではハーフソックが使用される中で年代の古い靴ではフルソックが採用されているのも特徴の一つですね。
ジョンロブの年代判別には箱が重要になってきますが以上のことからもほぼ間違いなく茶箱時代のもとの推測できます。
最初期も初期の頃ではダービーラストというまた違う木型も使われていましたがこの時代にもガルニエはつくられていたようです。
プレーントゥのシューズは全体のボリューム加減でカジュアルなモノが多い中でドレッシーな内羽根プレーントゥは色気がありますよね。
こちらはアッパー内側に傷がございましたが貴重な古いお品となっておりましたので買取価格のほう精一杯頑張らせて頂きました。
コレクション整理など手放すことをお考えの靴がございましたら是非中古革靴専門店のラスタイルまでにお問い合わせくださいませ!