エドワードグリーン買取実績
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品は
エドワードグリーンのチェルシーです。
北海道旭川市のお客様から宅配買取させていただきました。
言わずと知れたドレスシューズの逸品ですね。
靴の聖地イングランドのノーザンプトンでも最高峰に数えられる靴ブランドであるエドワードグリーンは常に靴業界を牽引していた訳ではありません。
一時は工場の売却、倒産の危機、エルメス傘下に降ろうかという買収問題などなど、靴のトップブランドでここまで波乱万丈な所も中々無いですね・・
ただ、それらの苦境を乗り越えて見事に返り咲き今日もトップブランドとして人気を集めています。
エドワードグリーンのドレス靴、中でもチェルシーといえばスワンネックの意匠が印象的(韻を踏んでいく)
レースステイの横のステッチが白鳥が首をもたげるような控えめながら美しい曲線を描いています。
こちらに使用される202ラストは間違いなく現行主力の木型。
ジョンロブパリによって旧工場が買収され、それと同時に所謂旧202ラストもまた失われ新たなメイン木型として今の202が開発されました。
旧202は現行よりも明確に内に振った形状で足に合う方には極上の履き心地ですが合わない方も少なからずおられた為、より履ける方を選ばないように改良されたようです。
ただ最初は長年の顧客様からは受け入れられなかったみたいでそこも苦戦したとのこと。。
そんなこともありましたが今では細身の82ラストと人気を二分する欠かせないレギュラー選手ですね。
チェルシーは装飾性の最低限なストレートチップシューズ。
最もフォーマルな靴とされ冠婚葬祭、王室の方や天皇陛下への謁見の際も失礼にあたらないアイテムです。
コロナ渦がいつまで続くかは不明ですが来店されるお客様方のお話を伺うに少しづつ結婚式など明るい祭典も増えてきたように思います。
唐突に招待状なんて来た日には慌てて装備の確認をされる方も少なく無いかと思いますが、ビジネスに革靴を使わない方でも逆に言えばブラックのストレートチップさえ持っていれば困らない靴と言えます。
エドワードグリーンはEウィズ展開が多い中でDウィズかつ小さめのサイズ。
中古市場での球数が非常に少なく、未使用のコンディションであった為査定額の方も頑張ってをご提示させて頂きました。
大きめ、小さめのサイズはセレクトショップ等でもあまり在庫ストックが無いため売り切れていたりそもそもサイズの取り揃えがなかったりと、靴のサイズにお悩みの方も当店にはよくご来店頂きます。
店頭で実際に触診するにあたり、お客様の本当にフィットする靴をセレクトする際に小さめのサイズもラスタイルではしっかりと取り揃えておきたいと考えております。
コレクション整理や服装の変化などで手放す事をお考えの革靴がございましたら、是非中古革靴ラスタイルにお問い合わせくださいませ!