エドワードグリーン買取実績
この度革靴買取専門店ラスタイル買取ブログでご紹介する高価買取させていただいたお品は
エドワードグリーンのドーバーです。
京都府のお客様から宅配買取させていただきました。
最高峰のシューメーカーとしてジョンロブとエドワードグリーンの名前は共に上がる事が多いかと思います。
そんな中でポールセンスコーンという名前を聞いてピンとくる方は中々の靴好きですね。
靴の聖地ジャーミンストリートに通じるデュークストリートに1890年、ビスポーク靴工房ポールセン・スコーンが産声を上げます。
ポールセン・スコーンは名前の通りデンマーク人のポールセンさんとスコーンさんが開いた工房になります。
創業から約50年ほどするとレディメイドの展開もはじめますが、既成靴はエドワードグリーンやクロケット&ジョーンズ、グレンソンなどが製造委託をしていました。
そして今回のエドワードグリーンの代表作ドーバーに話は戻って来ますが実はこのポールセンスコーンのオーダーから始まったとされています。
コチラにも使用されているドーバーラストとも言われる32ラストですがポールセンスコーン名義のドーバーではもう一つ、33ラストという32ラストをセミスクエア版が使用された物もございます。
この32ラストは82ラストのように全体がタイトめの設計でカントリーテイストながらスッキリとした切れ長の印象です。
つま先のスキンステッチは革の断面のみを縫う技法で、そのお手本の例としてもドーバーは引き合いに出されます。
このほんの少しの凹凸感がクリームを載せて使用する毎に強調される陰影が付いていく過程もたまらないですね。
ドーバーは知名度も人気も高いお品となっている為、店頭でも非常に動きの早いお品のなっております。特に合わせやすいブラックカラーに関しては当店で買取の成約を頂いてから最速で旅立ったアイテムとなっております。
もちろん旅立ちの時は次のオーナー様との出会いのタイミングではございますが、色褪せない名作となっておりますので高価買取に努めております!
こちらは全体にやや使用感はございましたが交換や大きなメンテンナンス箇所はないようなコンディションであった為、買取金額の方出来る限り頑張らせて頂きました。